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ブラウ作戦におけるB軍集団の第6軍と同第4装甲軍の一部、ルーマニア軍、ハンガリー軍の、枢軸軍約33万人がスターリングラードでジューコフ大将率いる赤軍に包囲されました。ソ連軍側はT34戦車を1200両余りも投入したのに対し、枢軸軍は故障などにより稼働できる戦車は100両以下でした。

これによりブラウ作戦は完全に頓挫。枢軸軍側は包囲された部隊を救出し、東部戦線を立て直す必要がありました。

はじめのうちは好調に進んでいた作戦でしたが、ヒトラーより死守命令を受けていた第6軍司令官が脱出を拒否。さらにソ連軍がドン川河畔へ第2親衛軍を送ったことで劣勢に。ホト軍団を失うことで東部戦線の予備兵力をなくすおそれがあったため、東部戦線全体の崩壊を危惧したマンシュタイン元帥は12月26日、冬の嵐作戦の継続を断念。全面的な撤退を決断しました。

1942年11月22日、赤軍に包囲された部隊を救出して、東部戦線の立て直しを図るが・・
Unternehmen Wintergewitter 冬の嵐作戦

Retreat   ~後退~ 1942-12 

雪を全体に降らせてみました。雪の中を後退していく兵士と、座りこむ負傷兵、そして破壊された戦車のジオラマ。雪の白でさらに暗い雰囲気をアップさせてみました。

初挑戦のフィギュア改造と紙戦車

☆破壊された戦車

砲塔前面装甲・砲身・転輪・履帯・スカートはティーガーⅠ型の余剰パーツを使用しました。後の部分は画用紙です。画用紙を戦車の形に雛段のように折り曲げて、そこにパーツを付けていきます。

形が出来たらタミヤカラーのジャーマングレーでべた塗り。上からパステルで錆と埃をれました。

☆歩兵

タミヤBMW R75サイドカーについている随伴歩兵です。基本はそのまま組んで塗装していますが、マスキングテープでスリングを自作。

☆負傷兵

こちらもサイドカーで、船に乗っている兵士です。腕を吊るガーゼと頭の包帯はマスキングテープ。頭部に紙粘土を盛って、上から包帯と同じ要領で巻きました。

雪は重槽と木工用ボンドを水に溶いて、筆でのせるように塗りました。コートの裾や腰に吊るしたヘルメットにものせてあります。この方法は楽で、雪らしく見えると思います。

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