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西部戦線は、ドイツおよびその西方に位置するフランス・ベルギー・オランダ・ルクセンブルグ・デンマーク等における一連の戦闘のこと。ポーランドとか、あっちの方は東部戦線になるのかな。東部戦線、西部戦線はそれぞれの文脈から地域的なものが変化するようです。まあ、ヨーロッパは基本的に曇り空が多く寂しい感じを醸し出しているし雪も結構降りますもんね。ジオラマ自体は雪の降り始める直前、天候による暗さと戦争という暗い雰囲気を出そうと思い、全体的に暗い色合いでまとめました。ただ、暗いだけだとやっぱり寂しいのでトマトだけ赤くして、赤を強調。暗い中に色を1つ放り込んでみました。

マジノ線・レニングラード・ポーランド・ウクライナ・・・戦場はどこも暗いけれども。。
空き缶ジオラマ 西部戦線

WESTERN FRONT

ストーリーのあるものを作りたくて・・

このジオラマを作り始めたきっかけは実は単純明快。マーケットガーデン作戦ジオラマ制作時、初めてパステルでのウェザリングを試したドラム缶が結構うまく行ったんです。その時にたまたま雰囲気のマッチする塗装が出来たフィギュアがあったので、合わせてみたらぴったり。絵的にはマーケットガーデンには使えないので、新たに作ってみました。うちの店で使っているホールトマトの空き缶をベースに、柵はコーヒーの木製マドラーで作りました。看板と木箱はバルサ材で。看板の文字はタミヤの道標セットを参考に手書きですが、汚しちゃったのでほとんど見えません^^

基本的に、「あるもので作る」というのがベースです。

画用紙やバルサ材はさすがに買ってきますが、木だったり使えるものは今あるものを使って作っています。実はキットもほとんどがお客さまからの頂きものなんです^^

でも、だからこそきれいに作りたいと思って制作をしています。(まだまだ腕が付いてきていませんが^^;)

缶の中はスタイロフォームの柱を立ててあります。その上にベースとなるスタイロフォームをのせます。

木は愛知大学内に、折れて落ちていたものを頂いてきましたwベースの上に紙粘土を薄く延ばして、ティーガーの履帯を押しつけて履帯跡を付けてみました。真ん中にすこしくぼみを作って水たまりみたくしてあります。履帯跡には木工用ボンドを流して、水が残っているようにしてあります。

ベースにフラットアース・レッドブラウン・フラットホワイトなどを塗り重ねてからパステルで全体的に塗っていきました。

「今あるもので作る」をモットーに。どこまで作れるかがまた面白い

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